2025/11/09 13:50

なぜビタミンB1が腸脳相関に関わるのか?
少し整理します:
• ビタミンB1(チアミン)は、糖質代謝、神経伝達、代謝酵素の補酵素としての役割を持つ重要なビタミンです。
• 腸内細菌にも、成長・代謝のためにビタミンB1が必要な場合があり、特に酪酸産生菌においてその依存性が報告されています。
• 酪酸産生菌が元気に働くことで、腸内の短鎖脂肪酸量が保たれ、腸壁の健康・腸内バリア・炎症制御・さらには腸から脳へのシグナル(例えば神経・免疫・代謝経路)に影響を与えうる。
• したがって、ビタミンB1を食生活やサプリで補うことは、「腸を整え・腸内細菌をサポートし・脳(あるいは心・神経)にもプラスになる可能性がある」という文脈で捉えられます。
さらに興味深いのは、最新の研究で、「ビタミンB1およびB2の血中レベルが、ストレス・睡眠・不安といったメンタルヘルス指標および腸内細菌構成と関連していた」という報告も出てきています(ただし、因果関係まではまだ明確ではありません)。
つまり、「腸内細菌→酪酸→脳/神経」という流れだけでなく、「栄養(ビタミンB1等)→腸内細菌/腸環境→脳・心・睡眠・ストレス」への影響という視点も出てきています。
1. 日常生活でできる腸活&ビタミンB1戦略
薬剤師として、実践的に押さえておきたいポイントを整理します:
• 食事からの摂取:ビタミンB1は玄米・胚芽米・豚肉・豆類・種実類などに含まれます。毎日の食事で意識してみましょう。
• 繊維(食物繊維)も併せて:酪酸を作る善玉菌を増やすために、食物繊維(野菜・果物・全粒穀物・海藻・きのこ等)も重要です。
• サプリメントの活用:特に食事から十分なビタミンB1がとれていないと感じる場合、サプリで補うのも一手です。
• 腸内環境を整える習慣:適度な運動(あなたの場合、 trail running としての趣味がありますね!)、十分な睡眠、ストレスケアも腸‐脳ラインを支えます。
• タイミングとバランス:ビタミンB1だけに偏るのではなく、ビタミンB群全体やミネラル・たんぱく質・質の良い脂質など「栄養バランス」が腸内細菌・代謝・神経系全体の土台になります。
2. サプリメント「Bijinサプリ」のご紹介
ここで、腸活・ビタミンB1補給という観点からおすすめできるサプリメントとして、Bijinサプリをご紹介します(※あくまで例であり、個別の体質・状況により薬剤師・医師に相談ください)。
